自分の価値を知ること、伸ばすこと

どうもミトコンドリオンです。

 

 

転職と副業のかけ算

 

moto

1987年長野県生まれ。地元の短大を卒業後、ホームセンターに入社。リクルート楽天など4度の転職を経て、現在は本業年収1000万円、副業4000万円を稼ぐサラリーマン。都内の広告ベンチャーで営業部長を務める傍ら、ブログ「転職アンテナ」などを運営し、2019年には日本最大級ASPバリューコマース」から年間MVPとして表彰。各種SNSを通じて、転職や副業、キャリアや営業戦略に関する知見を発信し、Twitterのフォロワーは1年で5万人を突破。連日のように転職や副業を考える多くのサラリーマンの悩みにこたえると同時に、「東洋経済オンライン」や「新R25」など数多くのメディアにも取り上げられている。

 

 最近のニュースで、今年度、企業が採用する社員の中で中途入社の人は3割ほどになるそうです。それだけ、転職は当たり前になっているのだと思います。

4月から新入社員として新しく社会人になった人もいる中で、転職の話をするのはどうかとも思いましたが、今後当たり前になっている転職をする際の参考になればと思います。

それでは内容をご紹介します。

 

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多くの人は、高い年収を得るというと「起業して社長になる」とか、「投資で一発当てる」姿を思い浮かべると思います。しかし、実際にサラリーマンをやめて起業したり、高額な投資をするのは難しい。

そこで、著者は「サラリーマンでいること」のメリットを享受しながら、個人でお金を稼ぐという「手堅い立ち位置」を取り、生涯年収を増やす道を選んだ。

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仕事への向き合い方

・機会をもらえる環境で背伸びする

「何をしても同じ給料なら、ムダに働かない方が良い」という考え方もあるが、著者は「自分の経験値」を優先して働くことを意識し続け、誰よりも「自分を成長させる機会」をもらう努力をした。その方法は、「自分が目指す姿」や「やりたいこと」を周りの人に言い続けること。

仕事に慣れてくると、少しでも省力化したい気持ちが芽生えてきます。しかし、その考えに甘えずに、自分の信念に従って行動することをお勧めしています。

 

・できる人を徹底的にまねる

仕事の早い上司のマネを徹底することで、即戦力になるよう努力した。できる人は誰でもできることをしている。しかし、それはよくよく考えないと出てこないこと。こういったことを徹底的にまねてみる。

目標となる人、憧れる人を見つけるといったことが目標になるのかもしれません。仕事がいやになってくると、周りの人の欠点ばかりに目が行きがちです。一度、周りを見てみると、輝いている人が見つかるかもしれません。

 

・企業を成長させる視点を持つ

どの企業でも活躍できる人に共通していることはスキルではなく、目の前のことに一生懸命になるとか、絶対やり切るという「考え方」「姿勢」である。

会社というのは、自分が何かを学ぶためにある場所ではなく、お金を生み出し、世の中を善くするための組織である。そして、どこでも活躍できる人とは、組織を成長させられる人です。

 

・経営者目線を自分に当てはめる

自分という会社を経営する目線を持つ。

「自分株式会社」という目線を持つこと。こう考えると、給料=売上、生活費=経費などに置き換えられる。そして、1つの会社で働くことは取引先が1つしかないこと。それを切られてしまったら、会社はつぶれてしまう。そうなると別の収入減が必要になる。など、いろいろと考えることが多くなっていく。

また、「自分株式会社の売り上げはどうやったら伸びるか」と考えることも面白い。「対価に見合った労働価値の提供」「どんな労働が評価されるのか」など把握することが必要になってくる。

このように自分株式会社の売り上げを伸ばすこと=自分の生涯年収の最大化に全力で取り組みことにつながる。

この考えを持つことにより、ただ仕事をするだけではなく、会社と取引をしている感覚になり、私としては面白いと感じました。会社にしがみつくのではなく、取引をしていると思うと、いかに良い仕事をしたら良いか、いかに効率よくしたら良いかなど、新しい発見があります。