笑い数は人の数だけある~笑いのツボを考える~

 どうもミトコンドリオンです。

 

私には周りからあまり理解されない部分があります。

それがこの前、顕著に現れましたので、ちょっと書かせてください。

 

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2021年4月18日放送の「有吉ぃぃeeeee!」にて

 

私は日曜日の夜はたまに「有吉ぃぃeeeee!」を見ます。

もともとゲームが好きということもありますが、有吉さん、タカアンドトシさん、アンガールズの田中さんと今ではバラエティ番組に欠かせない人たちが日常を見せてくれているような気がするからです。

まあ、ゲームやっている時は、本当に家にいるような感じで楽しませてもらっています。

 

この回の前半は有吉さんが結婚発表した後の収録だったこともあり、四天王の3人のお祝いパートもありました。

 

そして、本編です。

ホテルが会場であり、そこに行くレギュラー陣。

宴会場の扉まで来てからひとくだりありました。

 

扉に向かって勢いよく突っ込む有吉さん

 

そこにトシさんの突っ込み

「早いな、早いな。ロード・ウォリアーズかと思ったわ」

「こんな早い入場。ロードウォリアーズのデビュー戦じゃない」

「走って登場なんて。暴走戦士 ザ・ロード・ウォリアーズじゃないですか」

 

上記の流れるような突っ込みが私には非常に刺さったのです。

 

皆さん笑っていますが、あまりわかっていないみたいで、有吉さんだけとてもうれしそうでした。

 

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そうです。私はなぜかこのプロレスネタがとても好きなのです。

この部分で大爆笑してしまいました。(妻は???状態)

 

しかし、私はプロレスを全然知りません。

でも、なぜか大爆笑してしまいました。

 

この番組ではちょくちょく有吉さんとトシさんでプロレスネタを放り込んでくるのですが、それを見るたびに私は受けてしまいます。

そして、家族に「なぜ?」と不思議がられます。

 

私にもわからない。なのに、なぜか面白い。

普通なら知っていること、想像できることが土台となって、笑いにつながっていく。

しかし、この場合、知らない分野であり、似たようなものを見たこともないから想像もできないのに笑ってしまう。

それはなぜなのか。ちょっと考えてみた。

 

・あえて、多くの人が知らなさそうなネタを放り込んでくる場違いな面白さ

・「そこを切り取るか」という驚きと変化球の面白さ

・ただ単に「暴走戦士」というネーミングが古くて笑ってしまう面白さ

・人が知らなさそうなことを知れたという喜び

・単純に他の人とツボが違うだけ

 

ざっと理由を挙げることができた。

理由を挙げて分かったのだが、おそらく私は

「違和感」に対して、笑いの沸点が低いのだと思われる。

 

多くの人が知らず、誰も予期しないシーン、古くてちょっとダサめなセンスという世間との違和感に敏感なのだ。

 

考えてみれば、バラエティ番組を見ていて、芸人さんのすべり笑いが起きる際、私は最初のすべるボケの部分で笑ってしまう。なぜなら、これから起きるであろうすべり笑いが起こると思ってしまうからだ。

これはあえてすべるという違和感に敏感に反応したため、笑ってしまうのだと示唆する。

 

以上

 

こんな風に、今回はちょっと深く考えてみました。