チーズはどこへ消えた?②

今回は「チーズはどこへ消えた?」に出てくるフレーズをまとめました。

 

簡単にストーリーのあらすじを

 

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二匹のネズミと二人の小人は迷路の中で、チーズを探し回っています。

ある日、大量のチーズをみつけました。

それから二匹のネズミはいつもと変わらず、迷路の中へチーズを探しに行きます。

二人の小人は見つけたチーズを堪能し、遊んで暮らしていました。

 

ある日、大量にあったチーズが忽然と消えてしまいました。

 

二匹のネズミは気持ちを切り替えてチーズを探しに行きました。

二人の小人はなぜチーズが消えたのか調査しました。

 

しかし、小人の一人ホーがこのまま調査しても仕方がないことを理解し、迷路の中へチーズを探しに行くことを決意します。

 

見つかるか分からないチーズを探しに行くことに恐怖はありますが、このまま待ち続けることもリスクがあると判断したのです。

 

小人のホーはいまだに消えたチーズを調査するヘムに別れを告げます。

 

ホーは迷路の中でくじけそうになりますが、新たに出発したことを自信にし、チーズを探します。

 

ついに以前発見したチーズよりも大量のチーズを発見することができたのでした。

 

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以下に本文にあるフレーズを記載していきます。

(ホーが看板に書いたりしていました)

 

・チーズを手に入れれば 幸せになれる

 

・自分のチーズが 大事であればあるほど それにしがみつきたがる

 

・変わらなければ 破滅することになる

 

・もし恐怖がなかったら 何をするだろう?

 

・つねにチーズの匂いを かいでみること そうすれば 古くなったのに気がつく

 

・新しい方向に進めば 新しいチーズがみつかる

 

・恐怖を乗り越えれば 楽な気持ちになる

 

・まだ新しいチーズが みつかっていなくても そのチーズを楽しんでいる 自分を想像すれば それが実現する

 

・古いチーズに 早く見切りをつければ それだけ早く 新しいチーズがみつかる

 

・チーズが ないままでいるより 迷路に出て探したほうが 安全だ

 

・従来どおりの 考え方をしていては 新しいチーズは みつからない

 

・新しいチーズを みつけることができ それを楽しむことが できるとわかれば 人は進路を変える

 

・早い時期に 小さな変化に気づけば やがて訪れる大きな変化に うまく適応できる

 

ここからはなんかまとめみたいです。

 

・変化は起きる(チーズはつねにもっていかれ、消える)

・変化を予期せよ(チーズが消えることに備えよ)

・変化を探知せよ(つねにチーズの匂いをかいでいれば、古くなったのに気が付く)

・変化にすばやく適応せよ(古いチーズを早くあきらめれば それだけ新しいチーズを楽しむことができる)

・変わろう(チーズを一緒に前進しよう)

・変化を楽しもう!(冒険を十分に味わい、新しいチーズの味を楽しもう!)

 

・進んですばやく変わり 再びそれを楽しもう(チーズはつねにもっていかれる)

 

・チーズと一緒に前進し それを楽しもう!

 

・終わり(いや、これから始まるのかもしれない)

 

 

ちなみに登場人物の名前の由来も紹介します。

 

名前の意味

スニッフ:においをかぐ、~をかぎつける

スカリー:急いで行く、素早く動く

ヘム:閉じ込める、取り囲む

ホー:口ごもる、笑う

 

らしいです。

 

スペンサー・ジョンソン‖著 / 門田/美鈴‖訳

 

 

 

個人的働き方改革をやってみた 続き

どうもミトコンドリオンです。

 

無理やり残業を早めに切り上げる生活をつづけた1週間レポートの続きです。

 

2/4木曜日

 

深夜、ペットに起こされて、あまりしっかり眠れていない。

寝起きは特に不調ではなかったので、あと2日間この生活を続けようと思った。

 

午前中は予定通りの仕事をこなすことができた。

 

夕方頃、急にミーティング参加要請が来たが、必須ではなかったため、お断りをした。

 

そろそろいつもの時間になるから帰り支度をしていたが、なんか生あくびが出てき始める。

このまま仕事をしていては頭が痛くなるかもと思い、すぐに帰宅。

 

帰宅

少し胃のムカつきがあったが、夕飯は食べれそうだったので、食べ始めた。

しかし、だんだん気持ち悪くなってきて、ごはんを残すことになった。申し訳ない。

 

頭も痛くなってきたので、すぐに就寝したが、中途覚醒する。

ものごとがぐるぐる回る夢を見た。偏頭痛の時の妄想みたいな夢かもしれない。

薬を飲んで、再び眠りについた。

 

よって、ブログの更新できず。

 

 

2/5金曜日

 

昨日は体調不良だったが、朝はすっきりしており、いつも通り出勤する。

 

午前中は別工場で作業。

 

午後は2つの会議。

定時過ぎまで続いた。

 

まったく、自分の仕事ができていないので、必要最低限こなすことにした。

しかし、今週の決めた時間に終わりそうにない。

仕方なく、残業する。いつもより長めになってしまった。

 

帰宅して、夕飯食べて、お風呂入って、すぐに布団に入った。

家でゆっくりできないと、どんどん疲れてゆく感じがする。

すぐに寝ることを最優先にしたため、この日もブログ更新無し。

 

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今まで、趣味といったものがなかったので、家に帰ってもテレビを見るくらいしかなく、それだったら残業してもいいや。と思っていました。

しかし、この1週間早めに帰って、家で読書なり、ブログを書いたりしていると、自分を大事にしている感、満たされている感、幸福感?みたいな感情が出てきました。

普段、趣味を持ちたいとかは思いませんでしたが、趣味を持っている人はこういった感覚になるのかな?と実感することができました。

 

今後も可能なら実践していきたいと思います。

 

 

個人的働き方改革をやってみた1週間

どうもミトコンドリオンです。

 

突然ですが、皆さん疲れてないですか。

 

ここ週間ほど、残業がいつもより多く、体もだるくて、気持ちもイライラしていました。

そこで、いっそ残業せずに帰ってみたらどうかと思い、時間を決めて、どんなに仕事があっても帰ることにしました。

ただ、定時で帰るわけではなく、残業をいつもより早く切り上げるという中途半端な感じですが試してみたので、レポートしてみます。

 

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2/1月曜日

なんとなく、午前中から早く帰ると心に決める。

しかし、とても時間のかかる仕事がスケジュールの関係上、今日やるしかなくなってしまった。午後から夕方にかけてとても時間のかかる仕事だ。

そうは言っても、やってみないと分からない。

今日の仕事はこれだけはやり切ると決めて、作業を行う。

 

夕方

何とか後片付けまで終わらせることができた。

後はメールの確認をして、何もなければ早く帰れる。

 

自分のデスク

メール確認し(途中で電話対応もした…)、書類も処理することができた。

 

ここで、いつもなら、明日のことも考えたり、納期はまだ先だが、やっておいた方が良い仕事のことが頭をかすめたが、今日は帰ると決めたので、周りの目を気にしながら帰宅した。

 

帰宅

ペットの夜のおトイレ散歩に間に合った。

可愛がって、ごはん食べて、お風呂入って、読書して、就寝。

ここ2週間くらい読書できていなかったので、なんか満たされた気持ちになった。

 

2/2火曜日

朝、出社してからすでに今日も早く帰ることをひそかに決意する。

 

午前中はデスクで書類仕事。

時間を決めて取り掛かることでその時間内にできるようになる。っぽいことを聞いたので、午前中はいつもよりスピーディーに作業する。

本当に決めていた量の仕事が午前中に終わった。

 

昼休みに今日が節分だと知る。

124年ぶりらしい。

 

午後は体を動かす作業。

夕方にはデスクに戻ってメール確認すると決めて取り掛かる。

もう少しやってもいいかなと思ったけど、デスクに戻ることを決意。時間通りデスクに戻る。

 

明日は午前、午後と会議があるため、事前準備と資料作成をする。

だいたい終わったので、昨日を同じ時間に帰宅する。

 

帰る途中に、この個人的働き方改革を一週間続けてみようと、ふと思う。

 

帰宅

ご飯食べて、お風呂入って、このことを書き留めている。

 

 

2/3水曜日

 

午前は会議があるので、準備をして会議に出席する。

内容がまとまらず、ずるずると時間が過ぎてゆく。方向性が定まらない。

やっと終わったと思ったら、昼休みになっていた。

 

午後もすぐに会議。

ほぼ予定通りに終わった。

しかし、定時まであと1時間くらいしかない。

個人の仕事を進める。同僚に今日も早めに帰ると宣言する。

同僚は「またまた~」みたいなことを言っていたが、帰る宣言を繰り返した。

 

作業も終わり、デスクでメールを確認。

帰ると決めた時間が迫るが、まだやり切れていない。

急げ、急げ、急げ、急げ、しかし慌てるな。と言い聞かせてメール返信。

 

まだやれる体力は残っていたが、明日でも間に合う案件だったので、帰り支度して、デスクを離れた。

 

帰宅

今日はペットのおトイレ散歩に間に合った。

 

ご飯食べて、このことを書き留めて、ブログを今週1週間は毎日更新を決めた。

 

続く・・・

 

 

チーズはどこへ消えた?

今回紹介するのはスペンサー・ジョンソン氏の「チーズはどこへ消えた?」です。

 

今まで聞いたことあるけど、読んだことのなかったので、気になって読んでみました。

 

登場人物

二匹のネズミ「スニッフ」と「スカリー」

二人の小人「ヘム」と「ホー」

 

設定

二匹のネズミと小人は大きな迷路の中におり、常に食べ物であるチーズを探しまわっています。

(どういう状況?なんで迷路の中に?とかは無しで読んでください)

 

ストーリー

二匹のネズミと小人はいつもチーズを探している。

ところが、ある日、迷路の一画で大量のチーズの山を発見する。

二匹と二人は大喜びでそのチーズを食べるのだが、その後の行動がそれぞれ異なっていた。

 

二匹のネズミは大量のチーズが見つかったのだが、その後も迷路の中へチーズを探して回っていた。

二人の小人は大量のチーズが見つかったのは、これまで頑張ってきた自分たちへのご褒美だと言って、来る日も来る日もそのチーズを食べて、遊んで、過ごしていた。

小人たちは今後のチーズの心配はなくなったのに、チーズを探している二匹のネズミをバカにもしていた。

 

しかし、事件は突然起こったのだった。

 

大量にあったチーズは忽然と消えたのである。

 

まさに「チーズはどこへ消えた?

 

昨日まで大量にあったチーズがきれいさっぱり消えているのだ。

 

ネズミたちは消えたチーズのことはさておき、新しいチーズを探しに迷路へと進んでいった。

 

一方、小人のヘムとホーは何が起こったのか分からず、きっとどこかにあるはずだと探し回る。

あれは私たちのものだと、なぜ消えたのか、どうしてこんな不運にあうのかと不満をこぼしながら、ずっと調査していた。

 

しかし、チーズはどこにも見つからない。

 

二人の小人の中でもそれぞれ考え方が異なっていた。

ヘムはなぜ消えたのか、どうしてなのか、をずっと考え、新しいチーズを探しに行こうとはしない。

しかし、ホーは新しいチーズを探しに出かけた方が良いのではないかと考えを変化させていく。

 

そして、ある日、変化すること、つまり新しいチーズを探しに行く決意をしたホーがヘムに別れを告げて、迷路の中へ進んでいく。

ヘムはホーやネズミたちをバカにして一画に残ることを決めたようだ。

 

再び迷路に進んだヘムは自分の決断が正解だったのかどうか不安になりながらも、迷路の中を進んでいく。

 

ついにホーはチーズを発見する。

しかも、前回見つけたチーズの山より大量のチーズを。

また、そこには先に迷路に出発した二匹のネズミもいた。

 

ホーは行動した自分に自信を持つことができた。

 

そして、これからも行動することを心に誓ったのであった。

 

おわり

 

 

 

タイトルと表紙の絵を見て、なんか童話みたいな感じかと思っていたのですが、

冒頭はおじさんたちが同窓会で久しぶりに会った同級生たちと近況を話し合うという内容だったので、私は「ん?」「は?」と想像していた内容と異なっていたので、戸惑っていました。

しかし、進めると、ある一人がこんな話を聞いたと言って、語りだし、上記の内容が始まります。

また、ビジネスに使えるということだったので、私自身も驚きました。

 

たしかにチーズを財産や健康などの皆さんの欲しいものに置き換えるとしっくりくるかも知れません。

手に入ったときはうれしくて自分が報われたという実感があります。

それから手に入れたものが大事で大切にします。また、失わないように気を付けます。

しかし、それを失ってからどう動くかが重要です。

次の行動に移すこと(変化すること)ができるのか、そのままその状況に居続けるのか。

どちらもリスクがあると思いますが、好転する機会があるのは前者です。

 

ちなみに登場人物の特長は以下になっています。

 

スニッフ…いち早くチャンスをかぎつける

スカリー…すぐさま行動を起こす

ヘム…いっそうまずいことになりやしないかと怯えて、変化を認めず、変化に逆らう

ホー…もっといいことがあるに違いないと、うまく変化の波に乗ろうとする

 

 

私も変化することが怖く、ヘムのように待ち続けることが多いです。

これを読んで二匹のネズミのようにすぐには行動できませんが、

ホーのように、現実を受け止め、変化する恐怖に打ち勝ち、変化できるようになりたいなと思いました。

 

この本は短時間で読めてしまいますが、ところどころ、自分にも思い当たる節が出てくると思うので、読書が苦手な方にもおすすめです。

 

 

スペンサー・ジョンソン‖著 / 門田/美鈴‖訳

自省録④

どうもミトコンドリオンです。

 

今回も「自省録」について書こうと思います。

これは朝が弱い私には非常に刺さります。

 

第8巻

 

12 眠りから起きるのがつらいときには、次のことを思い起こせ。社会に役に立つ行為を果たすのは君の構成素質にかなったことであり、人間の内なる自然にかなったことであるが、睡眠は理性のない動物にさえも共通のことである。しかるに各個人の自然にかなったことはその人にとってなによりも特異なことであり、なによりもふさわしいことであり、したがってなによりも快適なはずである。

 

朝起きるのが苦手な方は多いのではないでしょうか。

「眠い」「仕事に行きたくない」「疲れた」とか思っていると、

だんだん「あれっ?おなか痛くない?」「頭重くなってきてない?」「風邪っぽくない?」

という感じになってきませんか。

 

それ、気のせいです(笑)

 

私も二度寝の常習者で、家族に急かされたり、遅刻しそうになったことが多いです。

そんなときのこの言葉を思い出します。

この言葉を解釈するというか、そのまま受け止めています。

 

目覚まし時計で起きて、「あ~、起きたくない。行きたくない。」と思ったら、

「いや、私には社会に役立つ使命があるのだ。私にとって自然なことなのだ。ふさわしいことなのだ。」

と言い聞かせてから起きます。

起きれば、朝のルーティンをこなしていくだけです。

その間に頭も体も目覚めてきます。

 

なんか、勢いっぽい感じですが、私の場合はこの使命感で起きることができています。

まあ、別記事でも紹介しましたが、偏頭痛持ちなので、規則正しい生活を気を付けている面もあるので、実現できている部分もあります。

 

 

この言葉を思い出すと、皇帝になったマルクス・アウレーリウスも普段から起きたくない気持ちを持ったり、寝過ごしたりしたこともあるのかと思うと、なんか身近に感じることができるし、寝坊して慌てているマルクス・アウレーリウスを想像すると、ちょっとお茶目だなと思いました。

 

 

自省録

マルクス・アウレーリウス/[著] マルクス・アウレリウス・アントニウス

神谷美恵子/訳 カミヤ,ミエコ

岩波文庫

 

 

自省録③

どうも、ミトコンドリオンです。

 

今回も「自省録」について書こうと思います。

 

ご紹介するのはこちらです。

 

第6巻

 

29 君の肉体がこの人生にへこたれないのに、魂のほうが先にへこたれるとは恥ずかしいことだ。

 

これは現代ではあまり好まれないのではないかと思いましたが、たまに私自身に言い聞かせてしまうときもあります。

身体より、心の方が先に参ってしまうことが表面化した世の中に、この言葉は厳しいからです。

 

だからと言って、私も仕事で身体を酷使しろというわけではなく、考え方を改めてみようと思うきっかけにこの言葉がなりました。

 

仕事であまり疲れていない時なのに、「あの人から嫌なこと言われたから」とか「やる気が出ないから」とか「この仕事はめんどくさくて、合わないから」など言い訳をしてさぼったり、先延ばしにしたりすることありませんか。

 

そんなとき、体は疲れていないのに「魂(心)のほうが先にへこたれている(あきらめてしまっている)」」と置き換えてみてはどうでしょう。

私の場合、なんか負けた気がして、少しやってみようかなという気にさせられます。

 

仕事や勉強などは酷使しすぎるのは毒ですが、ちょっと頑張ってみようかなと思ったときにでも思い出してもらえたら幸いです。

 

 

この言葉を毎回思い出すと、私は「マルクス・アウレーリウスは体育会系なのかな」と想像してしまいます。

 

 

 

自省録

マルクス・アウレーリウス/[著] マルクス・アウレリウス・アントニウス

神谷美恵子/訳 カミヤ,ミエコ

岩波文庫

 

 

ミトコンドリオンについて

こんにちは、ミトコンドリオンです。

 

これは細胞の中の小器官であるミトコンドリアから来ています。

しかし、正確なつづりは「mitochondria」です。

Mitochondriaの語源はギリシア語のmito(糸)とchondria(粒)に由来しています。

 

知っている方もいると思いますが、ミトコンドリアは細胞内でエネルギーを産生する小器官(オルガネラ)です。

 

実はミトコンドリアという単語は複数形であり、単数形はミトコンドリオンと言います。

正確なつづりは「mitochondrion」となります。

 

講義で細胞の勉強をしましたが、その際、細胞内小器官は細胞内に1つずつしかないような気がしていました。(図で書くと1つ1つしか描かないので、勘違いしていました。細胞内に核は1つしかないから、その他も1つの気がしていました)

 

よく考えれば、ゴルジ体やリソソーム、リポソーム、小胞体など、タンパクを合成したり、分解したりする器官は多くあるはずなので、エネルギーを産生するミトコンドリアも複数あって良いとしっくりきました。

だからこそ、ミトコンドリアは複数形があたりまえなのだと。

 

 

それを思い出し、なんとなく、この語感が好きだったので、使用してみました。

 

これからもよろしくお願いします。