威圧感をまとい、魅力的な人に

どうもミトコンドリオンです。

 

 

私を振り回してくるあの人から自分を守る本

 

Joe

モラハラ対策カウンセラー

1976年生まれ。典型的なモラルハラスメントの関係になる両親のもとに生まれ、幼少期を過ごす。その経験を通して、モラルハラスメントをする人、される人の心理を知り、その後徐々に、周囲の同様の環境にある人たちに、モラハラ対処のアドバイスをするようになる。現在は、世の中の離婚できない事情のあるモラハラ被害者を対象に、モラルハラスメントの被害を受けないためのメソッドを伝えるため、『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』として、個人カウンセリングや各地での講演等の活動をしている。著書『離れたくても離れられないあの人からの「攻撃」がなくなる本』

 

 

 

Method3

「ばれない威圧感」で相手を引かせる

  • 真剣に聞いているフリ:口は閉じ、目つきは鋭く、小さくうなずきながら、真剣な表情で相手の話に耳を傾ける。
  • 集中しているフリ:何かに集中している人には邪魔をしてはいけないと思い近づかなくなる作用を活用しましょう。書類確認、スマホ確認しながら、軽くため息ついたり、小さく首を傾げたりするとそれっぽくなります。
  • 声ではなく、目でコミュニケーションをとる:クールで魅力的な人と印象付けることができます。目でコミュニケーションというか、眉毛の動かし方が重要かもしれません。
  • 有能なフリ:誰しも忙しそうな人には頼みごとをしにくいものです。よって、有能なフリをして忙しそうにしてみてください。デスクの上の書類を左右に動かすだけでもそれっぽく見せることができますよ。また、たまに引き受けたりすると、忙しいけど引き受けてくれたと印象も良くなっていきます。
  • ながら挨拶:挨拶は相手が返事をしてくれるかどうかには興味がないという態度で一方的にしましょう。返事が来るかオドオドしているのではなく、堂々としましょう。
  • 謝る時は「無念さ」を出す:「申し訳ない」ではなく、「無念だ」という気持ちで誤って下さい。相手に許してもらおうということではなく、叱られることをしてしまった自分に腹立たしくて無念だというスタンスです。さらにこの時は堂々としてください。叱責しているのは相手ですが、あなたが自分自身にそれ以上に怒っていると、相手は冷めてしまうものです。
  • 「持病カード」を切る:病気なら相手もそれ以上強く出れなくなります。貧血や偏頭痛のようにあまり理解されない持病より、腰痛のような痛みだと理解が得られやすくお勧めです。
  • 「忙しさ」を演出する:相槌などを一方的にして、こちらから断ち切ってしまいましょう。
  • 相手にとって都合のいいことを「怒った感じ」で言い切る:例えば「私があなたのことをどうでもいいと思ったことは一度もない!」これでは相手は受け入れるしかないので、この時点であなたは一段上の立場にいることになります。また、相手は気付かないので、ばれない威圧感が継続します。
  • 相手の目を片方だけ見る:相手の両目を見ようとすると、こちらの視線は左右に動くため、目が泳いだように映ります。よって、片目だけ見ることで、視点が1点に集中します。これにより相手は心を見透かされているように感じます。これにより威圧感が強まります。さらにここに穏やかな表情を加えると優しさと威圧感をまとうことができます。
  • 相手のパーソナルスペースを侵害する:怒られている時はあえて半歩前に出てみましょう。こっそりと。一歩では大きすぎます。この半歩前に出ることで相手は圧迫感を感じます。これにより相手は攻撃的な気持ちが萎えていくのです。一般的に怒られている時は下がってしまうものですが、ここはあえて前に出る勇気が試されます。
  • やはり沈黙は武器、とりあえず黙っておく:寡黙な人は思考が読みづらいです。とりあえず黙るだけでも相手は振り回しづらくなります。
  • 真顔を効果的に使う:これは緩急の使い分けです。優しさと威圧感をより効果的にまとうために真顔と微笑みを使い分けてください。
  • 鈍感なフリ:振り回されやすい人は相手の感情や思考を「察しすぎ」の傾向にあります。察してしまうため、勝手に行動につながってしまい、相手に思考・行動を読まれてしまいます。なので、鈍感なフリをしましょう。
  • 「意見はありません」と言い切る:人を振り回すタイプの人は隙あらばマウントを取ろうとしてきます。自分の意見を押し付けたり、同調させようとしてきます。これに対して、あなたは賛成でも反対でもない「意見はない」の立場をとりましょう。変に知ったかぶりや動揺を見せてしまえば、相手の思うつぼです。意見はないという意見で相手は一旦動きが止まります。しかし、意見を持てと押してくるでしょう。そこであなたはこう返してください。「これについてはまだ考えないようにしている」「今後関心を持つかもしれないけど、今のところ関心がないので考えていない」と。こうなると相手もこれ以上押すことはできません。

 

まとめ

「しがみつく」のではなく「惹きつける」

しがみつくスタンスをとっていると自然に振り回される役回りになります。相手ありきで動きますからね。そうではなく、惹きつけるスタンスをとりましょう。これはカリスマ性とも言います。惹きつけるコツは自分に影の部分をつくり、ミステリアスな存在になることです。これまで紹介してきたことは自分の心の中をなるべく見せないように、ミステリアスにするような方法でした。自分をさらけ出さないということは相手があなたに気を遣う部分を増やすということです。これにより振り回されない自分を確立しましょう。

結果的に誰とでもより良い関係を築くことができるでしょう。