独創性がない自分でも大丈夫

どうもミトコンドリオンです。

 

突然ですが、私は新しい発想を生み出すことが苦手だからです。どちらかというと、既存のものをいかにうまく使うかを重視し、問題なく遂行することを目指してしまいます。

 

新しいことを生み出すことができる人にとても憧れます。

といっても、仕事では新しいアイデアを出さなくても良いわけではないので、どうにかしてみたいと思い、この本を手に取りました。

 

 

「だれでもなれる アイデアの天才」

 

藤由 達蔵(ふぢよし たつぞう)

株式会社Gonmatus代表取締役。夢実現応援家®

1967年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。意識と創造性開発のプロ。『魂が悦ぶ®出版講座』を主宰し、数々の作家を育成・支援している。「人には無限の才能がある」をモットーに、作家・シンガーソングライターから経営者・起業家・ビジネスパーソン、学生まで幅広い層に、夢実現応援の対話(コーチング)を提供し、起業や組織に対しては研修や講演を提供している。著書に『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』(青春出版社)など多数ある。

 

 

 

マインドとしては自分でもアイデアを出す天才になれると自分に言い聞かせることから始まります。

 

また、アイデアを生み出すためにはいくつかの段階があります。

 

イデアを生み出す5段階

  • データ集め
  • データの咀嚼
  • データの組み合わせ
  • ユーレカ(発見した?)の瞬間
  • イデアのチェック

 

④のユーレカはひらめきの瞬間です。それを引き起こすときは③までいろいろ考えた後、いったん考えることから離れて、リラックスすることです。リラックスしている時こそひらめきが起こります。

皆さんも経験があるのではないでしょうか。その時はいろいろ考えたにもかかわらず、良い解決策は出せなかったのに、なにも考えていない時にふと「あっ!」と思いつく経験です。これが「ユーレカ」の瞬間です。

NHKで「又吉直樹のヘウレーカ!」という番組があります。古代ギリシャの科学者、アルキメデスが「アルキメデスの原理」を発見したときに叫んだ言葉で「わかった!」「発見した!」という意味らしいです。

 

 

それではアイデアの具体的な出し方を記していきます。

 

まずはとりあえず質より量を重視する。

 

イデアが出せる人はセンスがあって、百発百中のヒットでアイデアを出している人ばかりではありません。すぐに良いアイデアが生まれることはほとんどありません。

いくつものアイデアを出して、それを洗練して良いアイデアになっていくのです。

 

よって、まずやることは質より量を重視して多くのアイデアを出します。

呼吸をするようにアイデアを出すことがまずは重要となります。

 

でも、アイデアを出すとき、「こんなこと言っていいのかな」「否定されないかな」とか不安な気持ちを持ってしまいますが、お構いなしに質を求めずにとりあえず、出していく気持ちを貫いてください。

 

それでもどんなふうにアイデアって出したらいいの?って思いますよね。

ゼロから生み出すことは難しいです。まして、私のような頭の固い人間には無理に等しいです。似たような人のために具体的な方法があります。

 

 

ものまねから始める。

 

なんでもまねから始まっています。親の行動をまねる。先生をまねる。友達をまねる。つまり、うまくいっている人、アイデアを持っている人をまねてみることから始めてください。

 

面白い例があります。

“まね”を5回変形させる。

少しずつ変形させることで、全然違うものになるというものです。

物語の時代や舞台、性別等を変形させるとスターウォーズも全然違う物語になる例が載っています。

これは商品やサービスでも同じことで、アイデアの一部を活かして、それ以外を自由に変形させることで、まったく新しいアイデアが生まれるのです。

 

 

「組み合わせ」が基本

 

何度も書きますが、一発で独創的なアイデアが出てくることは珍しいです。

基本的な考え方としては既存のアイデアとアイデアを組み合わせることです。

これができれば、質より量の場で数多くのアイデアを出すことができます。

 

つづく