定時で帰れて成果UP

どうもミトコンドリオンです。

 

残業が続いて疲れていたため、何とかできないかと思い、この本を読んで、ヒントがないか探してみました。

 

 

定時で帰れて成果UP

絶対に残業しない人の時短(しごと)のワザ

伊庭正康(いば まさやす)

 

著者は「株式会社らしさラボ」の代表取締役の方です。

リクルートグループで短時間で成果を出す手法を駆使した「残業レス」の仕事術で、リクルート社の全国年間トップを4回、計40回以上の表彰を受けた実績がある方です。

その後、営業部長、関連会社の代表取締役を歴任され、2011年、研修会社「らしさラボ」を設立し、「らしさ」を活かして、短時間で圧倒的な成果を出すことをテーマとした営業力強化、リーダーシップ、ストレス対策研修・講演・コーチングを実施されています。

 

内容としては、

なぜ人は残業するのか、必要性はあるのか。といった疑問から始まり、具体的な時短術と成果を出す方法を紹介されています。

 

読んでいて、はっとさせられたのは、

「残業は誰も望んでいないということです」

やっている本人もやりたくて残業してないし、まして上司(経営者)だったら、残業代は払いたくないから時間内で成果を出して欲しいし、特に誰も望んでいないということに気づきました。

 

 

これから読んでいて、私も実践してみようと思った方法をあげていきたいと思います。

 

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残業からの脱出

 

・「残業をする理由」をすべて疑ってみる

大手企業で行われた従業員の労働時間と成果を調査したところ、労働時間が短い人ほど、「時間当たりの生産性が高く、好業績である」という結果があるそうです。

それでも残業してしまうのは“周りに迷惑かける“かも”、明日困る“かも”、評価を下げる“かも”、結果を出せない“かも”という不安があるからです。

また、上司の多くは「残業することを評価対象としてない」という現状です。

 

私も仕事が予定通りいかないかもしれないから、今日できるなら残業してでもやってみよう、まだ周りも残っているから残業しようという気持ちがあり、残業を習慣的にやっていました。しかし、上記の事を思い返すと、まあ今日最低限やることはやったから帰ってみようと心に決めてみました。

 

 

・一日を三毛作でスケジューリングする

「人は朝に活動すると、“幸せ感”が高まり、そして1日の活動の立ち上がりが早くなる」というデータがあるそうです。

ここでおすすめの方法が「朝活(出勤前)」「昼活(出勤中)」「夜活(退社後)」と1日を3つのパーツに分ける方法です。

 

残業が遅くなると、夜活(退社後)の時間は無くなってしまい、残業続きで疲れていると、朝はギリギリまで寝てしまうと朝活(出勤前)もできなくなってしまいます。

実際、私も仕事して、家ではご飯食べて寝るだけという生活を続けており、なんだか単調な繰り返しで満足感、幸せ感は全然感じていませんでした。

 

 

・疲れ果てる前に「My定時時間」を決める

最高の力を発揮し“続ける”ためにも、「自分の定時時間(My定時時間)」を持つことです。

残業疲れや風邪等の病気は自己管理の結果です。疲れていてはだめです。

 

社会人は自己管理が大切とよく言われますが、残業に関しては皆さん無視していませんか。

仕事の進捗管理も自己管理の1つです。また、残業中は集中力が低下しているので、生産性も低下しています。

なので、自分でMy定時時間とまではいきませんが、体や手を動かす業務は〇〇時までにして、その後はメール確認や書類業務など、時間があまりかからず、好きな時間に切り上げられる業務に当てようと思い、実施しています。

実際に〇〇時になって、デスクに戻って仕事しています。そうすると、残業時間を調整できるようになりました。本当に急な案件ではない限り、時間になったら帰れるようになりました。

 

 

 

・まず、1ヶ月は「早く帰る」と決める

「残業をしない」と覚悟を決めても、なかなか徹底できないのが現状です。そこで、「ルーティン」にしてしまいましょう。やらないと落ち着かないという状態にすることがカギです。

・早起きすること→いつもより素敵な1日を過ごせた→やめられなくなる

・横断歩道の線だけを踏む→無事に1日を過ごせた→やめられなくなる

ちょっとした行動は簡単に習慣になります。

 

途中で挫折してしまいましたが、個人的働き方改革をやってみようと、どんなに仕事が残っていてもこの時間になったら帰るという生活を1週間やってみました。1週間も続きませんでしたが、早く帰れた日は読書ができたので、素敵な1日が過ごせたなと幸せ感がありました。

 

 

この本を読んでいて、私たちの生活は仕事をするだけではないということを改めて気づかされました。第1章では残業することが本当に必要かという時短のための下準備の章でした。先に時短の環境を作ってしまうという荒療治ですが、やってみたら仕事以外の面で幸せ感を感じることができました。

 

次回からも紹介したいと思います。